ホタルが舞う場所とは、どんなところなのでしょうか?
水がきれい? 空気がきれい? 土がきれい? それから・・・?
■一色地区 〜失われつつある里山の自然がここにある〜
ホタルの自然繁殖数、東日本一を自負する一色地区。一色川を中心とした里山には人と様々な生物が同居しています。この美しい環境を守るため、地元住民によって結成された「一色ホタル保存会」を中心に集落と町が一体となって人と自然が住みやすい環境作りを行っています。
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写真をクリックすると大きくなります。(撮影日:平成13年6月2日(土)午後2時頃)
5月下旬になると車のライトを防ぐためにガードレールには暗幕が被せられます。街灯もほとんどありません。
川を汚す最大の元は、家庭からの生活配水です。一色地区では、川の保全のための運動を行っております。
普段はあまり人も車も通らず静かな場所ですが、毎年6月が近づくと、ホタルと人でいっぱいになります。
白壁土蔵風のホタル案内所です。
公衆トイレも完備してあります。
昨年、田んぼを改良して作ったホタル池です。
100名のボランティアがここで汗を流しました。
来年、再来年ここでホタルの卵がたくさん孵ることを願います。
ホタルが住める環境をつくること。
それは、人間が豊かに暮らせる環境をつくることでもあるのです。
水面を楽しそうに動き回るアメンボ達。
できて間もない池ですが、多くの生き物達が住んでいます。
池の周りには、植物達もたくさんいます。足元のノイチゴが分かるでしょうか?