下部に生息する天然ホタルの紹介

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ホタルを護る活動『協働によるホタルの里づくり』

■第1回ホタルの池づくり (平成12年10月7日・8日)

長年に渡ってホタルの保護活動を行ってきた一色地区ですが、たびたびの台風によって一色川に産み付けられた卵が流され、数が減少傾向にありました。養殖をせず、自然のままのホタルを残していきたい。 平成11年度、県の事業で、大雨でも卵が流れないよう約二千平方メートルの敷地にホタル生息用の池を四箇所設置し、翌年、土を盛って水をためてあるだけの池に石灰石や石を敷き詰め、ホタルの幼虫やホタルのエサとなるカワニナが生息しやすい環境をつくりました。 また、自然の川から採取したカワニナ(養殖ではない)を池に入れたり、ガマを池の周りに植えたり、自然の状況に近づけました。 これまで保存会のメンバーだけで行ってきた保護活動ですが、今回初めて町外からの参加者を募り、当日は呼びかけに賛同する町外・県外から多くの有志が多数参加し、ホタルの里は賑わいました。

■第2回ホタルの池づくり (平成14年3月17日)

〜日英グリーン同盟 イングリッシュオークを植樹〜

日英同盟100周年を記念し、英国大使館が環境保護への取組などを基準に全国170ヶ所を選定した「日英グリーン同盟」に一色地区が選ばれました。この日、英国大使館からはカミラ・ロバーツ一等書記官を始め数名が出席され、一色川のほとりにオークを植樹しました。地元住民だけでなく一色ホタルの里の会のメンバーら約150名が集まり、ホタルの里で賑やかな一日を過ごしました。 オークのまわりでは遠くは横浜や静岡からかけつけた参加者が池にごろた石を敷き詰める作業をし、ホタルが舞う環境がいつまでも続くことを願いました。